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イラストレーターまつながみかのafricanとつぶやきなブログ

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レコーディングの話18 頑強なるおばちゃま達 

 

今回の旅の目的のひとつが、私の先生達のCDを作るべく録音をすることだった。
前回の旅で首都コナクリにいた時、他のミュージシャンがどうやって録音をしているか見学に行ったり、出発前に詳しい知人に分からないことを聞いたり、不安で国際電話して元気づけてもらったりしたはものの、初めてでひとりでやるというのはやっぱり不安だった。
加えて村では、いつにするか、どこでするか、何をするか、誰がするか、リハーサルはできるのか、どうやって来るか、本当に来るのか・・・それこそ当日メンバーが全員集まるまで落ち着くことはできなかった。

朝、全員が集まり、録音場所である大きな木の下へ移動する。
太鼓のメンバーはみんなよく知っていたけれど、歌のおばさま達は1人は初めて、1人は交渉の時一度会っただけだったので、ちょっとした距離感というか、私に対してのよそ者感(当然!)は否めなく、やり通してもらえるかどことなく不安があった。
しかし、始まってみると、みなさんさすがベテラン!ちゃっちゃっちゃ〜と進み、お昼休みを挟んで、明るいうちには全部録り終え、ひそかに企んでいたカサボンのビデオ撮りまでできてしまった。
心配だった歌のおばさま達はずーっと歌いっぱなしであったのにも関わらずきちんとやり通してくれ、更にお昼のごはん時とちょっとした休憩の水分補給のみだけで、声の張りがまったく変わることがなかったのには、それはそれは驚いた!
アフリカ音楽の伝統の奥深さと、彼女達のような歌い手さんに参加してもらえたことに、しみじみ感動してしまった。

お金の交渉もスムースで、むしろ思ったより良かったらしく、ここで少し私に対するご機嫌が良くなった。そしておばさま達は一日歌い続けた後に、これから1時間半かけて歩いて村に帰るという!
太鼓叩きが2人見送りに行くといい、私も感謝の気持ちをどう表してよいかわからなかったので、私も付いて見送る!と言った。

のが・・・それが長かった。

一時間半、森の中を、時に葉や枝をかき分けて5人で歩き続けた。
私以外、みんなぺったんこの安いビーサンでだ!
でもみんなずっと楽しそうにおしゃべりしていて、おばさま達は時々しゃべりながらその辺の葉っぱをむしってガムみたいに噛んだり、枝を振り回したり、生まれてからずーっと森を歩いている人達だと感じる程森に馴染んでいた。
そして言葉は通じなかったけれど一時間半のお見送りは、長い録音の時間よりもずっと心地良い関係にしてくれたように思う。
これ以来、名前は覚えていないようだったけれど、お祭りなどで見かけると普段通りの笑顔で声をかけてからかったりしてくれるようになった。お見送りに行って良かった。

そう、でも見送った後、当然暗くなった森を同じ距離だけ引き返した。
あれだけ叩き続けたアフリカ人はなんてことない顔をしていて、私はだいぶぐったりしていた。
やっぱりアフリカ人の体力、半端ナイデス。

シャンタ−





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